医療やケアで活用されているナラティブ(語り)の概念に基づきキャンサーサポート北海道が開発した独自の方法を用いて、事実と気持ちを解釈をせずにまとめていきます。「自分の体験をまとめることで、心の整理ができました」「他の人に話をすることで、体験が誰かの役に立つことがわかりました」「受講生の様々な体験の語りが私自身のこれからの生き方に参考となり、感動もたくさんしました」など多くの反響をいただいています。数多くのメディアにも取り上げられてきました。
基礎編に続き応用編を修了し、活動を希望する方は、語り手として登録できます。主に医療従事者の研修、大学や看護学校の授業で依頼に応じて語りを届けています。受講者からは高い満足度や評価が得られ、医療従事者の臨床の内省にもつながっています。
3月の基礎編に続き応用編を以下の通り、9月7日(土)に開催いたします。
申し込みサイト
https://cancersupport.jp/narattiveseminar
<講座の目標>
聞き手に合わせた原稿のブラッシュアップ、スライドの作成、語りの実際
基礎編で作った自分の「語り」をもとに、誰かに体験を話すための具体的な技術を学びます。目標は、基礎編の原稿をもとにプレゼンテーション用の資料を作成し、1人10分の語りができるようになるための基本技術を習得することです。
<当日の流れ>
10:00〜 オリエンテーション
10:30〜 作ってきたストーリーボードの紹介と原稿とスライドのブラッシュアップ
※1人ずつ紹介して、講師も入ってディスカッションします。その後各自が自分の原稿とスライドをブラッシュアップします。パワーポイントを使う人はパソコンで、紙の人はA4用紙に
12:00〜 昼休み
13:00〜 ストーリーボードの中から1枚を選び、その内容を1人2-3分で語り、一緒に振り返ります。
14:00〜 ビジュアル資料を完成(紙芝居方式、パワポ方式)、自主練習をします。
15:00〜 発表会 自分の語りを発表します。1人10分ずつ。終了後フィードバック。