【FFJCP2019】全国の仲間と交流 高橋さん、前川さんが参加

全国各地のがん患者会の交流の場「がん患者会会議」(Forum for Japan Cancer Patients:
FFJCP)に今年もキャンサーサポート北海道から会員2人が参加してきました。
一般社団法人 中外Oncology学術振興会議が2015年から東京で続けているもので、「お互いの活動を知り、活動の中で直面している問題を討議・理解・共有する」(同会議ホームページより)のが目的です。
今年は1月26、27の両日、東京・千代田区の秋葉原UDXで「患者からみた『がんゲノム医療』を考える」をテーマに開かれました。
キャンサーサポート北海道から参加した高橋慶子さん、前川純子さんにレポートを寄せてもらいました。
「キャンサーサポート北海道はBグループの一番目として、目指すミッションや1年間の変化も含め発表しました。首に巻いたオレンジ色のバンダナの意味(シンボルカラー)やしずくパッドへの質問もあり、熱心に聴いていただきました。阪神・淡路大震災や福島を中心とした東日本大震災、熊本地震などのの災害対応報告を受けたワークショップ『患者会としての災害への備えと災害時の対応』では胆振東部地震の経験を参加者に伝え、自らも考える機会となりました。」(髙橋さん)
「多くの学びと発見を得た熱い2日間でした。全国からの参加者によるポスター発表では、各団体のがん患者と家族への支援活動が紹介されました。その熱意と使命感、前向きなエネルギーと行動力に目が覚める思いでした。識者による講演では、最新の知識を得ることができて学びの喜びも感じました。貴重な体験が出来ましたことに感謝し、ご一緒した高橋さん、準備からご尽力下さったCSH事務局の皆様に厚く御礼申し上げます。」(前川さん)

札幌市立新琴似北小学校で「がん教育」を実施

がんの語り手養成事業のひとつとして1月29日、札幌市北区の新琴似北小学校でがん体験者が体験を語り、子どもたちと交流しました。
キャンサーサポート北海道(キャンサポ)では、2015年からがんの語り手を養成しています。この日の語りは、2017年度から始まった『札幌市がん経験者派遣体制構築事業』(〜19年度)の一環です。教育委員会や学校担当者との綿密な打ち合わせ、スタッフと語りの担当者が力を合わせて原稿やスライド作成を行い、5年生の道徳の時間で「命の大切さ」を学ぶ授業に協力しました。
語りをしたのは、キャンサポの活動をもとに出版した『北海道でがんとともに生きる』(大島寿美子編、寿郎社刊)の執筆者の一人でもある田中奏実さん(29歳)=悪性胸膜中皮腫=です。5年生約70人を前にした講演で、田中さんは自らの生い立ちから、悪性胸膜中皮腫と分かった時の気持ちや静岡県での治療生活、帰道してからの生活ぶりを約20分にわたり語りました。がんサロンに参加したことをきっかけに、「『あれもない、これもない』と嘆くより『あれもある、これもある』と考え方を変えることで新しい世界が開けました」と言う田中さんの話は、子どもたちの心に響いたようで、担当の先生も「あんなに真剣な子どもたちの姿は初めて見ました」と語るほどでした。
参観した別の学校の先生は、「きょうの田中さんの話を、子どもたちは一生忘れないでしょう。私にとっても印象的なお話で、がんについてあらためて考えさせられました」と述べていました。
授業が終わった後、田中さんの回りに子供たちが自然に集まり、しばらく話し込むという光景も見られました。
来年度からは、学習指導要領に基づきがん教育が本格実施されます。キャンサポでは今回の語りの結果を分析し、来年度はさらに語り手の養成事業を充実させるとともに、派遣体制の整備を進めていきます。
がんの語り手養成事業はこちらからどうぞ。『北海道でがんとともに生きる』はamazonをはじめ書店で購入できます。

体験したからこそ、語れる、活かせる場所がある<活動・最新情報>

NPO法人キャンサーサポート北海道は、北海道でがんに関する支援や啓発を広く行う特定非営利活動法人です。活動は会員のみなさんによって支えられています。会員種別と支援のお願いのご案内をこちらからご覧ください。活動会員として関わることに興味のある方は、楽しく活動するための心得をご一読ください。

キャンサーサポート北海道や、当団体で活動するがん患者さんに取材を希望するメディアの方は、取材申し込みページからご連絡ください。

<活動・最新情報>
■希少がんサロン 2018年2月17日(土)13時30分〜15時 

【会場】かでる2・7(中央区北2西7)和室研修室「えぞまつ」

患者数が少なく、情報が少ない、同じ体験をした人となかなか出会いえない、という課題がある希少がん。そんな希少がんの患者で集まり、体験を分かち合うサロンです。2017年3月の分かち合いには20名以上が参加し、北海道で初めて同じがんを体験した患者同士が出会えた感動の場面もありました。

参加費は会員500円、一般600円。予約は不要です。直接会場にお越しください。問い合わせはkishogan@cancersupport.jpまで

■がん種を問わないがんサロン「サポートグループ・ぴあ」2018年1月20日(土)3月17日(土)いずれも13時30分~15時

ピアサポートに関する理論に基づき、がん患者や家族が集い、気持ちの分かち合いや情報交換を行う場です。

【会場】北星学園大学 第2研究棟2階 第3共同研究室
【参加費】会員500円、一般600円
【申込】不要です。直接会場にお越しください。問い合わせはkishogan@cancersupport.jpまで

■ピアサポート研修と認定制度導入のお知らせ

「ピアサポート研修」はe-learningを活用した講義と集合研修(アクティブラーニング)を組み合わせ、がんのピアサポートの理論と実践を効果的に学べる講座です。

【日時】9月23日(土) 、10月7日(土)ともに午後1時30分〜3時【終了】

【会場】北星学園大学

申し込みはこちら【終了】

10/14(土)  ピアサポート「エッセンシャル」コース【終了】

セルフリフレクション(自己の振り返り)を目的とした体験の整理と執筆(※注 2016年度までの「がんの語り手養成講座」をピアサポート向けにアレンジ)

【日時】10月14日(土) 午前10時〜午後4時

【会場】北星学園大学

申し込みはこちら【終了】

ピアサポート「アドバンス」コース

実践ガイドに沿って、理論と実践をさらに深める内容です。

【日時】

11月11日(土)理論編1 午後1時30分〜3時【終了】

12月 9日(土)理論編2 午後1時30分〜3時【終了】

2018年

1月27日(土)理論編3 午後1時30分〜3時

2月24日(土)実践編4  午後1時30分〜3時

3月24日(土)実践編5  午後1時30分〜3時

【会場】北星学園大学(部屋は別途指示)

申し込みが必要です。詳細はこちらをご覧ください


がん体験記出版プロジェクト

『北海道でがんとともに生きる』

大島寿美子編 寿郎社 定価2000円(税別)

2017年5月刊行。新聞、テレビ、ラジオなど各メディアでも取り上げられ、紀伊国屋書店札幌本店の年間売り上げベスト2にランクされるなど大きな反響を呼びました。全国の書店、amazonなどネット書店で購入できます。

<自分のがん体験をまとめ、本として出版したい!という患者の思いから誕生>
がんの語り手養成講座から産まれた出版プロジェクトは、20代〜60代のがん患者・体験者によるプロジェクトチームが中心となりました。28人の執筆者が自分の体験をつづり、元新聞記者やベテラン編集者によって編まれた本です。プロジェクトの根底には「がんやがん患者に対する社会の見方を変えたい」という患者の思いがあります。各メディアからも注目され、出版にかかる費用を集めるためのクラウドファンディングも、みなさまから暖かい支援により目標を達成しました!

・キャンサーサポート北海道のFacebookで活動状況を逐次伝えています。
がん体験記出版プロジェクトの詳細はこちら
Act Now クラウドファンディングが終了しました。

問い合わせは、プロジェクトチームまで


乳がんパッド「しずくパッド」

・購入に関する詳しい情報はこちら→しずくパッド(乳がんパッド)のご購入は
・しずくパッドの詳細はこちら→「心の痛みも和らげてくれる」パッドです

カタログダウンロードはこちらからどうぞ


STVで出版プロジェクト紹介 2017/1/17

【出版プロジェクト】道新、UHB、朝日新聞、AirG、FMNorthWaveに続き、STVのどさんこワイドでも紹介されました。1月17日夕方6時ごろからで、今回は1月7日の出版説明会や参加者交流会の様子、参加者の思いなどをがんの取材に長く取り組んできたSTVの勝嶌記者が紹介してくれました。

また年末に作っていた出版プロジェクトの紹介動画をウェブサイトにアップしました。素敵なBGMもプロジェクトメンバーのオリジナル曲です。力を合わせて作った作品です。参加者からのメッセージをぜひ見てください。