語り手の「語り」、ネットで中継 11月30日、北海道4大学の市民公開講座

北海道の4大学(北海道大、札幌医大、旭川医大、北海道医療大)が共同で行っている市民公開講座が、11月30日(土曜日)13時30分から15時20分まで行われ、本会会員で乳がん体験者の森中かおりさん(室蘭市在住)が語りを発表します。
講座テーマは「新たながん医療の動き」で、主に医療者や研究者がゲノム治療や陽子線治療などについて話しますが、森中さんは患者の立場から「がんとともに強く生きて」と題し、14時35分から20分間話すほか、15時からの質疑応答にも参加します。
YouTubeで配信されますので、みなさん視聴できます。多くのがん体験者の方々に共感と学びの機会となることでしょう。
ぜひごらんください。

【日時】2019年11月30日(土曜日)
公開講座は13時30分~15時20分
森中さんの語り「がんとともに強く生きて」は、14時35分から20分間
その後15時からの質疑応答にも参加
【視聴方法】
以下のリンクからYouTubeにアクセスしてください。
https://www.med.hokudai.ac.jp/seminars_etc/2019/1015.html

「がんの語り手養成講座・発展編」 企業向け実践を勉強

札幌市の補助事業として、キャンサーサポート北海道が3カ年にわたり続けてきた「がんの語り手養成講座」の締めくくりとなる「発展編」は10月19日、11月9日に続いて12月7日行われます。毎月、教育、医療、企業・団体など対象ごとに「語り」を深めてきました。
養成講座は2017年1月開始以来、約100人が受講。自らのがん体験を事実と気持ちを中心にナラティブ(語り)としてまとめ、語ることで、がんとがん患者への正しい理解を広げることを目指してきました。
「発展編」では過去の講座を総括し、今後派遣が想定される学校、医療機関、企業など聞き手別に語りの内容を検討しています。
初回の10月19日は男性2人、女性6人が参加しました。冒頭には、語りを聞いた生徒・医療者の反応の分析(学会での発表)が紹介されました。感情移入することによって、病いや命、自分自身についての深い洞察がもたらされるところが語りの効果であると大島理事長から解説がありました。また、語りは自分一人で作るのではなく、関係者とともにコミュニケーションをとりながら共同作業で作り上げていくものであるということを確認しました。
語りの事例をビデオで見たあと、受講者は生徒や医療者など対象をそれぞれ決め、文章とイラストや写真による補助資料を作成していき、最後にそれぞれが本番を想定して原稿の一部を語りました。それぞれ心に響く語りが披露され、基礎編から積み上げてきた語りの完成度の高まりを一同実感しました。

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
「がんの語り手養成講座・発展編」の詳細は次の通りです。過去の基礎編、応用編を受講した方にもご参加いただきました。

<対象者>「がんの語り手養成講座」全受講者(基礎編のみの方も受講可)
<参加料>無料
<開講日とテーマ>(全て午前10時〜午後5時)
・11月9日(土) 医療・教育向け語りの実践勉強会
・12月7日(土) 同・企業向け語りの実践勉強会
<プログラム>
10:00 これまで実績と今後の予定、派遣先別語りの特徴と留意点
10:50 映像による語りの実践紹介(11/9)、企業向け語りのモデル紹介(12/7)
11:30 原稿作成(昼食休憩含む)
15:30 発表
17:00 終了

<会 場>市民活動プラザ星園
(札幌市中央区南8西2、札幌市営地下鉄南北線「中島公園」駅から徒歩5分)

<参加希望者・準備物>
① 以前の講座で作成した原稿、年表シート、スライド(ビジュアル資料)
② 派遣先を想定した原稿案(長さ・15分程度)とスライド(ビジュアル資料)
(注)基礎編、応用編の原稿を元に原案の作成をお願いします。(11月9日については、事前に作ってくる原稿は聞き手が医療者、生徒どちらでも可とした)
・医療者向けについては、治療の選択や医療者との関係、コミュニケーションについて書き足せるものがあれば書くことを推奨しました。
・学校用を作ってくる方は小学校5年生〜中学生を想定して作るよう案内しました。小学校なら子どもたちも理解できる言葉遣いに気を付けるとともにイラストなども工夫をしてみるとよいことを伝えました。
・企業向けについては、休業・休職や復職、仕事と治療や体調との両立、同僚や上司との関係などについて詳しく書いてみるとよいでしょう。
大切なのは「事実」と「気持ち」です。基礎編、応用編での語りを基本にできる範囲で気軽に準備してみてください。

<申し込みと問合先>キャンサーサポート北海道 media@cancersupport.jp

高度な治療と命の選択について語り合う 希少がんサロン「カンナの花」【報告】

「希少がん」とは、かかる人が年間10万人当たり6人以下という「まれ」ながんです。
希少がんの患者とその家族が思いを語り合うサロン「カンナの花」を10月19日、道立道民活動センター「かでる2.7」で開きました。
当事者3人とピアサポーター2人、ボランティア1人の合わせて6人が、近況を報告した後、それぞれの経験や思いを語り合いました。今年度から本格的に始動した日本希少がん患者会ネットワークのことやゲノム治療のことなどが話題として挙げられ、そこから高度な治療がどこまで必要なのか、患者が生活の質(QOL)と命のどちらを選択するかを迫られている現状に話題が及び、治療選択の難しさを考える会となりました。

次回(11月)のサロンはがん種を問わない「サポートグループ・ぴあ」です。事前申し込みは不要です。お気軽に会場にお越しください。

日時:11月16日(土)13:30~15:00
場所:道立道民活動センター「かでる2.7」6階和室 えぞまつ
対象者:がん患者とその家族
参加費:600円(会員は500円)
*この事業は札幌市さぽーとほっと基金助成事業の支援を受けて運営されています

「がんの語り手養成講座」ご案内【再】

先にお知らせした「がんの語り手養成講座・発展編」について改めてご案内を差し上げます。ご一読の上ぜひご参加くだされば幸いです。

前回のご案内をお送りした後、いくつかのお問い合わせをいただきましたので、発展編の原稿の準備についてお知らせします。

10月19日の学校の日、11月9日の医療の日については、事前に作ってくる原稿は聞き手が生徒、医療者どちらでもよいこととしました。学校用を作ってくる方は小学校5年生〜中学生を想定してお作りください。医療者向けについては、治療の選択や医療者との関係やコミュニケーションについて書き足せるものがあれば書いてみるとよいと思います。どちらも基本は「事実」と「気持ち」です。基礎編、応用編での語りを基本にできる範囲で気軽に準備してみてください。

みなさんとまたお目にかかるのを楽しみにしています。

—————————————–
「がんの語り手養成講座・発展編」について(ご案内)
—————————————–
<趣 旨>札幌市の補助事業として、キャンサーサポート北海道が2017年1月から3カ年にわたり続けてきた「がんの語り手養成講座」は9月28日の応用編で一区切りを迎えました。この間、90名以上が養成講座に参加し、学校や市民公開講座、医療者向け研修での語りも展開してきました。語りが聞き手に与える効果を学会で発表し高い評価も受けました。ここまでの講座を総括するとともに、学校、企業、医療機関など今後想定される聞き手別に語りの内容を検討する勉強会を「発展編」として開催し最終年度の締めくくりとします。
<対象者>「がんの語り手養成講座」全受講者(基礎編のみの方も受講できます)
<参加料>無料
<開講日とテーマ>(全て午前10時〜午後5時)
・10月19日(土) 語り手派遣事業説明・小中学生向け語りの実践勉強会
・11月9日(土) 同・医療者向け語りの実践勉強会
・12月7日(土) 同・企業向け語りの実践勉強会
<会 場>市民活動プラザ星園 中会議室(10/19・11/9)、特別会議室(12/7)
(札幌市中央区南8西2、札幌市営地下鉄南北線「中島公園」駅から徒歩5分)
<プログラム>
10:00 「がんの語り手養成講座」の実績と今後の予定、派遣先別語りの特徴と留意点
10:50 映像による語りの実践紹介(①20代女性=悪性中皮腫=の小学5年生向け語り例、②30代男性=スキルス性胃がん=の医師や看護師向けの語り例)
11:30 原稿作成(昼食休憩含む)
15:30 発表
17:00 終了
<参加を希望される方は以下をご持参ください>
① 以前の講座で作成した原稿、年表シート、スライド(ビジュアル資料)
② 開講日ごとに取り組む派遣先を想定した原稿案(長さ・15分程度)とスライド(ビジュアル資料)
(注)基礎編、応用編の原稿を元に原案を作成してきてください。例えば小学校なら子どもたちも理解できる言葉遣いに気を付けるとともにイラストなども工夫をお願いします。
<申し込みと問合先>キャンサーサポート北海道 media@cancersupport.jp