がんの語りの活動が全国の新聞に紹介されました

がんの語りの活動が、17日の北海道新聞に紹介されました。
共同通信社からの配信記事で、京都新聞、静岡新聞、神戸新聞など全国の地方紙にも順次掲載されています。
 
2015年から開発してきた手法で、体験をその時の事実と気持ちを柱として時系列で語ります。病いのみならずさまざまな困難や喪失体験の語りに応用できるのではないかと考えています。
 
手法に関心のある方は書籍『がんの「語り」』をご参照ください。語り手、聞き手の学びについてもご紹介しています。
https://jurousha.official.ec/items/54746286
がんの「語り」本

雑誌「エキスパートナース」で『がんの語り』(寿郎社)が紹介されました

雑誌「エキスパートナース」6月号の本の紹介欄「BOOK NAVI」で『がんの語り』(寿郎社)が紹介されました。

「がん治療やケアに携わるナースのほか、がん教育、がんの啓発イベントに携わる医療従事者にも役立ちそう」と書いてくれています。

看護師向けの雑誌で取り上げてくださるのはとても嬉しいです。がんに関わる看護師の方々に手元に届くことを願っています。

【月刊】エキスパートナース2022年6月号

病い体験を書く・語ることの意味の分析が日本緩和医療学会学術大会で最優秀演題に

がんの語り手養成講座などで体験を書く・語ることの意味について分析した研究が、第27回日本緩和医療学会学術大会で最優秀演題に選ばれました。数多くの発表の中から最優秀に選ばれたのは12題で、そのうちの1つです。筆頭研究者は鷲見理事、大島理事長と木村理事が共同研究者です。

学術大会のサイトから演題タイトルをご覧いただけます。

この研究ではがんの語り手養成講座に参加した7名にインタビューをさせていただき、インタビュー内容を分析しました。その結果、自分のがんの体験を書くこととは、内省をもたらし自身の病いや家族、人生に新たな発見につながっていることがわかりました。また、語ることでは、聞き手の存在によって、外向きになる感覚や「自分が存在していいのだ」という感覚を有していたことが確認されました。さらに、他者の語りから体験の比較をしながら共感し、互いを認め合うという経験をしていることが見いだされました。

「自分のがん体験を書いて語り、さらに他者の語りを聞く」というプロセスは、がんを体験した自分の感情や認識の変化の自覚、他者の反応を前向きに受け止めることによる自己成⻑につながっていると考えられます。

今後も体験を書く・語ることの意味について探究するとともに、成果を活動に活かしていきたいと思います。