キャンサーサポート北海道では「がんの語り手養成講座」を受講した「がんの語り手」を学校の授業、企業や医療機関の研修に派遣しています。
がんの語り手は、私たちが開発した「がんの病い体験の語り」の手法を学び、講座を修了しています。また、派遣にあたっては理事や会員のサポーターが語りの作成からスライドの作成、プレゼンテーションまで一緒に作り上げています。
がんの語り手の派遣先例
生きる授業派遣先
講演・講義
※「がんの語り手養成講座」についてはこちらをご覧ください。
がんの語り手の派遣
がんという病いを患者がどのように体験しているのか、診断・治療・術後の暮らしを含む「Cancer Journey」の中で何が起こりどう感じたのか、がんになるとどんな困難があるのか、就労や生活、お金などの問題、家族や周囲の人々との関係について学べます。体験の語りを通して、2人に1人がかかる「がん」とはどのような病気か、がんという病いが私たちにもたらすものについて知ることができます。
医療関係者(医療系の学生・生徒を含む)は、がんという病いを患者がどのように体験しているのか、患者の直面する困難、患者が医療関係者に望むことなどについて学べます。病院では見られないがん患者・体験者の姿に接することができます。
語り手は、キャンサーサポート北海道の養成講座の修了生です。自らのがん体験を勇気をもって伝えることで、誰かの役に立ちたいという思いを持った方々です。
派遣例
大学生向け講義、医師など向けの緩和ケア研修会、医療者向け研修会、企業社員向け研修会など
語りが触れる内容(語り手や派遣先によって異なります)
検診、自覚症状、診断、病院選び、治療と副作用や後遺症、再発や転移、家族、周囲の人々、いのち・生きること、仕事や就労、お金、保険、生活の変化、ショックや気持ちの落ち込み、新たな気づき、学び、希望
派遣料金
基本料金:20,000円(応相談)
申し込み方法
必要事項をご記入のうえ、メールにてお送りください。
内容と希望日時
組織・団体(住所、担当者名、電話番号)
ご相談・ご依頼をいただき、テーマに応じて語り手の方の選定や話の内容に関する調整をいたします。
「生きる授業」
小・中・高校を対象としたがん患者・体験者による講話です。研修を修了した「がんの語り手」がお話します。がんという病いを知り、生きることやいのちについて考えることができます。
○授業の目的
- 生きることやいのちについて考える
- 2人に1人がかかる「がん」という病いについて知る
- 人とのつながり、大切な人について考える
○講師
特定非営利活動法人キャンサーサポート北海道による「がんの語り手養成講座」を修了したがん患者・体験者、家族・遺族
※内容についてはご相談、お問い合わせください。
講演・講義
理事長または理事が行うがんに関する講演・講義です。
【内容例】がんの現状とがん対策
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- がんと就労
- 地域包括ケア時代のがんサポート
- がんのサバイバーシップ
- ピアサポート・がんサロン
- 受ける側から見たがん検診
- がんのアドボケート
- その他ご相談ください
相談・コンサルテーションにも応じています。
申し込み方法
必要事項をご記入のうえ、メールにてお送りください。
内容と希望日時
組織・団体(住所、担当者名、電話番号)