1.「聴く」ことについて
*一生懸命に話を聴こうとして身構えすぎると相手も緊張してしまいます。体験者の一人として自分自身もリラックスして参加するように心がけました。
*参加者からの話を聴き、本当に聴いてほしいことは何か?どんな気持ちで話しているのか?をくみ取ることはとても難しく感じました。一番必要なのは相手の立場になり気持ちを受けとめることだと感じました。
2.緊張を和らげるためには
*対面に座ると相手しか見えず緊張するので斜めに座るなどの工夫をしたところ緊張が和らぎました。
3. 新聞記事の掲載依頼の失敗談
*電話で記事の内容を伝えたため、解釈の違う内容になって掲載されてしまいました。電話ではうまく伝わらなかったのかも…。文書やメールを使った方が正確に伝えられると感じました。
4.その場にあることが大事
*分かち合いも大事ですが、がん患者が関心のあるテーマでの勉強会など行うとより多くの人にサロンに足を運んでもらうきっかけになります。ピアサポートのかたちは色々です。食事会やレクリエーションなど楽しみながらの分かち合いも一つのかたちです。参加者が増えない事や参加者が固定されることなどマイナスには考えずにがんサロンがその場にあることに意味があると感じました。
5.地域との関わりを大切に
*日高地域の健康まつりや富良野保健センターでの市民講座に参加することで多くの住民にがんサロンを知ってもらうことができました。健康まつりで行った模擬サロンでは地域で暮らすがん患者の話から、がんになってもどこにも相談するところがないことや、病院には相談に行きづらいこともうかがえました。道内のがんサロンが広まっていくためにも地域の方たちとの交流がとても大切であると感じました。