がんの語り手 養成講座

あなたの体験が地域のために役立ちます

よくある質問

この講座について詳しく知りたい方のために、過去の質問や問い合わせをQ&A形式にまとめました。この他にも知りたいことがあればお気軽にお問い合わせください。

書くのが苦手です…
私が書いても、何にも良くないし、つまらない
私に人を感動させる文章は書けないと思います

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この講座では、がんという病いに向き合った体験やその中で感じたことをありのままに、私たち自身の【物語】として書くことを目指します。人を感動させようという文章は書かなくていいのです。一人ひとり固有の体験はどれも貴重なものです。つまらないものなどありません。

確かに「書き方のコツ」はありますので、専門家が指導します。ただ、どの部分で何を感じるかは聞く側次第ですので、その方に委ねることです。あなたの語りを聞いた人は、あなたが思いもかけないところで、共感や感動をしてくれることでしょう。それが、あなた自身が新たな一面を発見するきっかけとなります。

文章にできるほど自分の考え(気持ち)がまとまっていません

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この講座はそういうあなたのためにこそあります。まとまらないままに書いてみましょう。すると、何かが見えてきます。たくさんの受講生が、講座を通して「自分の気持ちや考えが整理できた」と感じています。

人前で話すのは恥ずかしいです

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無理に話さなくてかまいません。まず自分の体験をまとめてみることから始めてみましょう。

がん患者じゃない人に話しても気持ちを分かってもらえると思いません

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基礎編では、気持ちを振り返り、新たな自分を発見するために書き、発表することを中心としています。この講座は、自分の体験を自らまとめることを通じて「自分を理解すること」に大きな意味があります。また、講座で語られる他の人の体験談は参加者にとって大きな勇気を与えています。

私たちは、がんではない人に体験を語る活動もしています。活動の根底には、病いと向き合う中で得た「生きること」や「命」についての学びや発見、教訓を多くの人に伝えたいという思いがあります。私たちは体験の語りが持つ力の大きさを信じています。語りは自分が思いもかけなかったときに、思いもかけなかったところで、人に力を与えるのです。

書き方がわかりません

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人の話を聞き、文章にまとめる経験を長年積んできた講師がサポートします。講座の中で分かりやすく指導していきますのでご安心ください。

既に書いた原稿があるが、添削してもらえますか

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講座では新たに語り用の原稿を作ります。すでに書いた原稿がある場合は、当日お持ちください。それを添削することはしませんが、どの部分をどのように活用できるかアドバイスします。

人に話せるほどの体験じゃありません

今は、2人に1人ががんになる時代です。そして3人に1人は、がんで亡くなっています。どんな体験であっても、そこにあなたにしか語れない貴重なメッセージがあるはずです。

土日では休みが取れないので受講できません

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これまでの実績で多くの人が参加できるのが週末との結果から週末に開講しています。平日講座の開講も検討しています。

1日で書き切る自信がありません

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講座では1日で語りの原稿を完成させます。確かに忙しいのですが、書き上げた原稿はみなさんの貴重な「種」となります。この種に水や陽光をそそぎ肥料を与えて育てていきます。そのために講座の時間を効率的に使えるよう、受講日には病い体験の経過を書き留めたメモ(年表形式がベスト)を持ってくるようにお願いしています。また、治療歴に関する資料や治療当時の手帳や日記などをお持ちいただければ、当日はより書きやすくなります。