あなたの体験が地域のために役立ちます
自分の体験をまとめ、伝えることで社会に貢献しませんか?
がんに関する正しい理解を広げ、がん対策やがんになっても希望を持てる地域社会を作ること、自らの体験を伝える方法を学び、地域のために役立てたい方のための講座です。
キャンサーサポート北海道では、がん体験者や家族にとっての心の癒やしや成長、社会貢献のきっかけとなる「がんの語り手養成講座」を2015年1月から続けています。
講座はその後、内容を再構成し、札幌市がん経験者派遣体制構築事業として基礎編(2017年度~)、応用編(2018年度~)、発展編(2019年度~)の三段階で「整理する」「書く」「まとめて発表する」を約120人の受講者に伝えました。
2人に1人ががんになる時代となりました。がんについての正しい理解を広げ、がんになっても希望を持てる社会をつくるために、体験した「あなた」だからこそできることがあります。その第一歩を踏み出してみませんか。
基礎編修了者に受講修了証を発行しました(注・語り手としての資格を認定するものではありません)。
修了者は応用編を受講でき、その中から「経験を適切に伝えられる」と判断された方は教育機関や企業などの依頼に応じて研修生として派遣します(注・全員に派遣の機会を保証するものではありません)。
自らの経験を適切に伝えられるがん体験者(家族を含む)を養成し、教育機関・市民団体・企業などに派遣できる体制を作り、がん教育の推進やがん対策を促進させることを目指して2017年度後半〜19年度に実施されました。
キャンサーサポート北海道は、北海道でがんに関する支援や啓発、教育や研究を広く行う特定非営利活動法人です。「情報がほしい」「同じ体験をした人と話がしたい」「がん体験を生かしたい」「がんに関わるさまざまな立場の人々が集う場がほしい」。キャンサーサポート北海道では、そんな願いを実現するため多彩な活動をしています。詳しくはキャンサーサポート北海道のホームページをご覧ください。