「語り手」目指し実践学ぶ 応用編講座がスタート

自らのがん体験を語ることでがんに対する理解を広げる「がんの語り手養成講座・応用編」の本年度初回分が5月26日、札幌市市民活動プラザ星園で開かれました。

この講座は札幌市の「がん経験者派遣体制構築事業」(2017~19年度)の一環で、17年度は3回の「基礎編」に計23人が参加し、がんになった時の思いや闘病生活の苦労、「これから」について文章にまとめました。

応用編は基礎編を発展させたもので、学校や企業・団体に出向いて講師を務めるという想定で専門家から発表資料づくりのポイントや発表時の心得を学びます。

26日はまず、大島寿美子理事長(北星学園大学文学部教授)が、テーマの絞り方やビジュアル資料の作り方など基本技術を説明しました。受講者は慣れぬ作業に戸惑いながらも、テーマを簡潔に伝える「ストーリーボード」づくりに励みました。

この後、北海道テレビ放送(HTB)の元アナウンサー、先川尚美さんが、人に伝わる「話し方」を解説、「語尾ははっきりと」「会場全体をゆっくり見る感じで」など長年の経験に基づいた実践的な方法を伝えました。

講座の締めくくりは受講者の発表タイム。一人ずつ前に出て、ストーリーボードを使いながら10分間で自らの歩みと、がんに対する思いを発表しました。一日がかりで内容を磨いてきたこともあり、全員が落ち着いた発表ぶりで、受講者の一人は「何とか形にできました」とホッとした表情を見せていました。この後、講座は基礎編が4回(6/30、10/27、12/22、2/23)応用編が2回(8/25、11/24)開かれ、下記で受講申し込みを受け付けています。

https://cancersupport.jp/ganpa/

 

(事務局長 鈴木隆司)