高度な治療と命の選択について語り合う 希少がんサロン「カンナの花」【報告】

「希少がん」とは、かかる人が年間10万人当たり6人以下という「まれ」ながんです。
希少がんの患者とその家族が思いを語り合うサロン「カンナの花」を10月19日、道立道民活動センター「かでる2.7」で開きました。
当事者3人とピアサポーター2人、ボランティア1人の合わせて6人が、近況を報告した後、それぞれの経験や思いを語り合いました。今年度から本格的に始動した日本希少がん患者会ネットワークのことやゲノム治療のことなどが話題として挙げられ、そこから高度な治療がどこまで必要なのか、患者が生活の質(QOL)と命のどちらを選択するかを迫られている現状に話題が及び、治療選択の難しさを考える会となりました。

次回(11月)のサロンはがん種を問わない「サポートグループ・ぴあ」です。事前申し込みは不要です。お気軽に会場にお越しください。

日時:11月16日(土)13:30~15:00
場所:道立道民活動センター「かでる2.7」6階和室 えぞまつ
対象者:がん患者とその家族
参加費:600円(会員は500円)
*この事業は札幌市さぽーとほっと基金助成事業の支援を受けて運営されています