キャンサポ8箇条 (ver.1.1)

【重要】キャンサーサポート北海道(以下「キャンサポ」)は新しい形のボランティア団体です。活動に参加することで自らが成長し、グループに貢献することで個人とグループの発達の実現を目指します。メンバーが他者や社会に貢献できる喜びを感じながら成長しつつ、グループが発達していくために最も大切なのはコミュニケーションです。互いに異なる背景や価値観を持ったメンバーひとりひとりが「自分も人も大切に」しながら活動に参加し、活動を通じて自分自身に新しい気づきをもたらすことができるよう、以下のことを心がけたいと思います。

1)「いま、この瞬間」を大切にする

いまこの瞬間の自分と自分の気持ちを大切にしましょう。いまこの瞬間何を感じているか、自分自身を眺めてみましょう。過去に起きたことに対しては自分の礎として眺め、未来に起きるかもしれないことに対してはワクワクした好奇心で眺めてみましょう。ネガティブな感情も含め、自分の気持ちを探求していきましょう。

2)人と関わるときはまず承認から

いまこの瞬間、その人と関われることに感謝し、その人の存在をまず認めましょう。会話の最初の言葉はOKワードから。NGワードを口癖で使っていないかチェックしてみましょう。

★OKワード
◯まず共感できるところを見つけましょう
「そうですね」「そうね」「そうそう」「そうなんだ」「なるほど」「いいですね」
◯共感してから、自分の考えや気持ちを付け加えましょう
「それに加えて」「さらに」
★NGワード
◯以下のような言葉が口癖になっていませんか?聞き手にネガティブな印象を与えやすい言葉です。
「でも」「いや」「それは」「だから」「あのね」「逆にいうと」「なんで」
「だいたい」「だめ」「やだ」「というか」「要するに」「変な話」「一応」「ある意味」「実は」「ここだけの話」「極端な話」「基本的には」「本当言うと」「別に」「わりと」

3)自分の気持ちや意見を「I message(アイ・メッセージ)」で率直に伝えましょう

人ではなく自分を見つめましょう。人の考えや意見について思いを巡らせるより、自分の気持ちや意見を素直に表現してみましょう(「嬉しい」「楽しい」「さみしい」「助かる」「光栄」「幸せ」「残念」「ショック」など)。マイナスの感情を伝えるときは、どうするとプラスに表現できるか考えてみましょう(「●●だと困る」ではなく「●●だと助かる」のように)。伝えない自由もありますが、それも自分の選択だということを理解しましょう。

4)メンバーとして関わりましょう

活動歴や年齢、治療歴は関係ありません。活動する誰もが礼儀やルールを守りながら対等に関わりましょう。キャンサーサポート北海道はプロジェクトベースで人々が関わる開かれたグループです。サービスを提供する側・消費する側、援助する側・される側、お願いする側・される側、何かをしてくれる側・してもらう側という関係ではなく、それぞれが進んで役割を果たしながら成長する「メンバー」として貢献しましょう。

5)事実と気持ちをわけましょう

人の気持ちを勝手に推測する「読心術(マインドリード)」は自分の心を疲れさせ、「被害妄想」を生み出します。例えば、お礼を言われなくて残念な気持ち・さみしい気持ちになった時、「大きなお世話だったのだろうか」とか「私のことを嫌いだから言わなかったのでは」など、理由を勝手に作り上げず、事実(「お礼を言われない」「返事が来ない」)と気持ち(「ちょっとさみしい」)をわけ、まずは事実を見るようにしましょう。

6)チャレンジや違う意見を楽しみましょう

チャレンジは辛いことではなく、自分を成長させてくれるチャンスです。自分と違う考えや意見に出会うことは、自分が成長し、グループに新しい可能性を広げてくれるチャンスです。違う考えや意見を否定せずに、まずありのままに見つめ、その考えや意見も取り入れながらよりよい方法を考えましょう。違う考えや意見を言う時は、同意・共感できる部分を先に伝え、さらに良くする方法として表現すると受け入れてもらいやすいです。

7)無理はしないようにしましょう

重荷に感じたり、疲れているかどうかは、自分にしかわかりません。時には自分にもわからないかもしれませんが、人の気づかいをあてにしないようにしましょう。無理せず、自分にできる範囲を見積もって活動し、役割を果たせそうになかったり、他の人に変わってもらいたい場合は早めに伝えるのが、自分はもちろん他のメンバーも大切にするということです。

8)あいさつを大切に

「こんにちは」「おはようございます」「今日はいい天気ですね」
「おつかれさまです」
「いつもありがとうございます」
「先日はありがとうございました」
コミュニケーションをとるときには、挨拶や感謝の言葉ではじめ、それから用件に入りましょう。メールやメッセージを読んだ時にもお返事しましょう。事情がありすぐに返事ができない場合はそのように伝えることで、コミュニケーションが円滑になります。